配送ドライバーと「セーフティ」について
- 2021.08.20
国内の貨物輸送のかなめというにふさわしい「トラック」。
ひと昔前、配送ドライバーの仕事は「危険である」といった悪しきイメージがありましたが
最近は、最新安全技術の導入や、事業者による運行管理の徹底などによって
交通事故は減少傾向にあります。
事故死傷者数も過去10年で約4割が減少しています。
物流業界では、これからトラックドライバー人材を新たに呼び込むためにも
「セーフティ」の取り組みが重要視されているところです。
2003年7月から事業者の安全性を正当に評価し、認定する制度がスタートしています。
「安全性有料事業所（Gマーク）」制度です。
2020年12月時点では、全国で26940事業所がGマーク認定され
全事業所の31.2％に及び、全営業用トラック台数の49.7％に拡大しています。
事業者全体の安全性に対する意識が高まりが
交通事故の減少につながっているとも考えられています。
ちなみに、大型トラックの前に割り込むことは
乗用車の前に割り込むよりも危険であることをご存知でしょうか？
全日本トラック協会の意識調査によりますと
「知らなかった」と答えた一般車の人は、4割近くに及ぶことが分かっています。
トラックドライバーの安全運転には、一般車の理解と協力も重要なのは間違いありません。
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